お遍路への道

その苦しみは永遠ではない  今の辛さも、きっと変わる

母 誕生日 電話する この先が心配で心配で

昨日夕方、老人ホームに入居する母を見舞いました。
母は、体調が良い時は、ホーム内で併設されているデイサービスの午後レクリエーションに参加し、16時前に部屋に戻ります。
夕食が17時半なので、この間に訪問すると、ゆっくり話が出来ます。


「明日、誕生日だね。何か食べたいものある?」


「私はうどんが好き。赤いきつねが食べたい」

 

老人ホームに入居する以前、実家で独居をしていた頃、私が食材の買い物をしていました。
赤いきつねをいつも買ってきては、一緒に食べていました。

 


「ここ(ホーム)の食事にうどんは出ないの?」


「うどんは出ない」

 


「明日、赤いきつね買って持ってこようか?」


「あかん。食べたらお腹ふくれて、ここの食事が食べられん」

 

高齢者の食は細いです。
まして移動は車椅子利用、常に足が痺れるので、いつもベッドに横になっている母です。
提供される三度の食事を食べるのが精一杯のようです。

お茶の時間で頂いたお菓子も食べずに持ち帰り、私が訪問すると食べよと渡してきます。

 

そして今日、母の91歳の誕生日。

8時51分、母にTELします。
毎朝この時間にします。
ホームの朝食は7時半。
食事を終え、部屋に戻り、歯を磨いて横になるのがこの時間。
この時間なら、落ち着いて話せます。

 


「おはよう。誕生日おめでとう!」


「ありがとう。朝からみんな(職員さん)に、おめでとうと言ってもらった
この後も呼びに来ると言った」

ホームでは午前中も体操等のレクリエーションがあるのですが、母はいつも参加せず、ベッドで過ごしています。
今日は母の誕生日なので、職員さんも気を使って誘って下さるのだろうと思います。

 


「午後は写真を撮らせて、と言ってきた
恥ずかしいから、いいと話した」


「ありがたい話だよ。厚意は受けようよ」

 


「そうだね

(私に)これからも頼むよ。この先が心配で心配でかなわん


「大丈夫!任せてよ」

 

そう答えましたが.......

いつも母の心に寄り添って接してきたつもりですが、誕生日にこんな思いをしているとは.......

 

 

私も辛くて、辛くて、涙が出て来ます。