障がいを持つ子供の育児、高齢の親の介護、そして責任ある仕事。それらが重なる日々は、まるで静かな嵐の中にいるような感覚かもしれません。私の日記ブログ「静かなる咆哮」の記録を紐解きながら、今まさに同じような状況にいる方へ、何かのヒントをお届けできればと思います。
1. 外出先での緊急事態:子供の痙攣発作と向き合う
2005年の記録に、今でも鮮明に思い出す出来事があります。当時8歳だった次男が、買い物中のショッピングセンターで突然の痙攣発作を起こしました。周囲の助けを借りて救急車を呼び、そのまま入院となったのです。
【体験からの学び:付加価値】
外出先での発作は、親としてパニックになりがちです。しかし、この経験から学んだのは「周囲に助けを求める勇気」の大切さです。自分一人で抱え込まず、店員さんや周囲の方に現状を伝え、公的機関(救急)に頼る。この判断が、結果として子供の安全を最短で守ることにつながります。
もしもの時のために、以下の準備をしておくと少しだけ心が軽くなります。
- 「ヘルプマーク」や「緊急連絡先カード」を常に携行する
- 主治医から言われている「発作時の対応マニュアル」をスマホにメモしておく
- 一人で頑張りすぎず、家族と交代で付き添いができる体制を相談しておく
2. 介護と育児の「ダブルケア」で見落としがちなこと
水曜日は次男が通う施設の休業日。私は10時半になると次男を連れて、実家の母の様子を見に行きます。途中のマクドナルドで次男の好きなエッグチーズバーガーとポテト(Lサイズ)を買うのが、私たち親子のルーティンです。
実家では、母の傍らで次男の面倒を見る。ただじっと横で見ているだけの時間は、意外にも精神的に「辛い」と感じるものです。何もしていないようでいて、実は「常に気を張っている」状態だからです。
こうした「ダブルケア」の状態にある方は、自分のメンタルヘルスを優先してください。介護や育児は長期戦です。マクドナルドのような「小さな楽しみ」を介在させることは、単なる甘えではなく、日常を継続するための重要な戦略です。
3. 仕事の重圧と「自分を維持する」ということ
2012年、私は職場の衛生管理者として、社員の健康診断実務を引き継ぎました。以後10年間、退職までこの業務に従事しましたが、正直に言えば非常に重い負担でした。他人の健康を守る立場の人間が、自身のケアを後回しにしてしまう皮肉な状況もありました。
仕事、育児、介護。すべてを完璧にこなそうとすれば、いつか心が悲鳴をあげます。日記を読み返すと、当時の私が「よく走る、よく登る」と幼い息子の成長を書き留めていたことに驚かされます。必死だった毎日の中にも、小さな光はあったのです。
【まとめ:今、同じ状況にいるあなたへ】
今日がどんな一日になるか、不安に思うこともあるでしょう。でも、あなたが今日一日を無事に終えること、それだけで十分すぎるほどの価値があります。辛い時は、ただ「横で見ているだけ」の自分を責めないでください。その場に居続けること自体が、家族にとっての大きな支えになっているのですから。
※この記事は個人の体験に基づいています。医療的な判断や緊急時の対応については、必ず専門医や公的機関の指示に従ってください。